施工事例

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CO2モニタリング

地区:熊本県熊本市

施工日:2022年12月

作物:ナス

今回、導入事例~熊本県 炭酸ガス発生機「ますおさん」 vol.2~のお客様ハウスで

弊社にて特注制御盤の製作と設置工事を行いました。

 

「ますおさん」導入後、定期的に訪問させていただく中で、

既存の生ガス制御盤と同じように

「ますおさん」のCO2の制御をモニタリング機器の数値で行いたい!

とお客様のご要望があり

それならば・・・!!と、担当営業に火がつき🔥笑

弊社で制御盤の制御方法をアレンジしてみることになりました。

ここでの問題点は、、、

「ますおさん」の制御盤は電圧200V(外部入力端子は無電圧接点)仕様であるのに対して

既存の生ガス制御盤は電圧100V仕様と電圧が異なる点でした。

電圧が異なる機器・制御回路から信号をとり、不具合が出ないよう正常に作動できる方法がないか検討しました。

 

【状況概要】

ますおさんCO2センサー / 200V:電磁弁の開閉をコントロール

生ガス制御盤(モニタリング機器)CO2センサー / 100V:電動弁の開閉をコントロール

 

モニタリング機器のCO2の値を元にますおさん用の200Vの電動弁をコントロールするには、

100Vの電動弁が開になった時に、200Vの電動弁も開になる回路をつくる必要があります。

ますおさん制御盤の外部入力端子は無電圧接点となっているため、

今回のケースでは有電圧100V(100V電動弁の開閉)を無電圧接点に変える必要がありました。

そこで、弊社にてリレーを使用した100Vの有電圧信号を無電圧信号に変える「信号変換器」を製作・設置することにしました。

変換器設置後にモニター計測をすると、、、

従来のますおさんのCO2センサーとモニタリング機器のCO2センサーでは感度が異なるため、濃度の高低差が大きくなっていました。

しかし、

制御用の数値とモニタリングの数値が一致したことで、数値の計測と実際の制御の誤差を修正することができました。

データを元にCO2制御ができるようになったため

お客様の栽培管理の幅を広げるお手伝いができたのはないかと思っております✨

 

制御方法を変えてみたい、ハウスの総合環境制御モニタリングをしてみたいけど…とお悩みの方は

ぜひ一度弊社にまでお問い合わせください!!

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